なぜ「西尾幹二」なのか?

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      映画『否定と肯定』のホロコースト否定論者のやり口が日本のネトウヨにそっくり! 両論併記が歴史修正主義を蔓延らせると著者は警告

      本サイトでは度々そうしたデマを徹底検証してきたが、とりわけインターネットが普及した昨今、GoogleやSNSではこうした事実を歪曲する言説がおびただしく跋扈しており、また、極右界隈の運動家や文化人、そして安倍政権が一丸となって、爛れた歴史否認と差別主義を喧伝していることは言うまでもない。否定論に反論し、"盲目的ヒトラー信者"等の批判をしていた。あるとき、リップシュタットの講演に、アーヴィングがカメラマンを引き連れて忍び込む。アーヴィングは聴衆の面前で、"彼女は学生に嘘を教えている""ヒトラーが直接ホロコーストを指示した書類を見つけた者には1000ドルを出す"などと挑発的に攻め立て、その後、彼女と版元を名誉毀損で英国王立裁判所に訴えた。当時の英国の名誉毀損法では被告側に立証責任があり、ホロコーストが起きたことは全世界が知る歴史的事実でもあるにもかかわらず、ホロコースト否定論を法廷で反証する必要に迫られたリップシュタット。きに弁護団と裁判の方針を巡って衝突しながらも、2000年、世界が注目する判決の日を迎える──。へ寄せた前書きによると、〈裁判シーンのせりふは記録をそのまま使った〉という。

      しかし、本サイトとして非常に興味深く思ったのは、もう少し細かい箇所だった。ちろん、決してふざけて評しているわけではなく、映画から得られるものは実に豊かだ。

      なぜならば、歴史修正やトンデモデマと対峙するやり方をわたしたちに教えてくれるからである。 たとえば、あらすじでも触れたアーヴィングが"ヒトラーがホロコーストを直接指示した文書は一枚も見つかってない"と威圧する場面。たちが性搾取をさせられていたことは動かない事実だ。

      実際、劇中でも弁護士がこうしたアーヴィングの手口をリップシュタットに説くシーンがある。喧伝していたのだが、これも日本のネトウヨを想起せざるを得ない。いうテロップをつけているバカげた動画に汚染されているが、いやはや、この手のやり口は各国共通で昔からあったのだなあ、と妙に納得させられる。劇中では、リップシュタットがアウシュヴィッツ体験者による法廷証言を望むのに対し、弁護士団が断固として認めないのだが、彼女に"そうしなければならない理由"が語られるシーンに是非注目してもらいたい。前述のとおり、裁判シーンの発言は裁判記録を再現しているのだが、法廷でアーヴィングの著書の恣意的な引用や資料な読み替えが徹底して暴かれる場面は、歴史修正主義に対抗するための"お手本"となるだろう。たとえば、この歴史修正主義者はドイツ語資料を"ヒトラーは命令していない"という自らの願望に沿わせるよう英訳していたことが明らかになるのだが、日本でもこうした行為は日常的に行われている。

      歴史修正主義者らによれば、これは1951年の米国議会での発言が根拠。されてきたので、うっかり信じてしまっている人も少なくないだろう。誤訳し、しかも前後の文脈を意図的に切断して使っているにすぎない。原型をとどめていない驚くべき内容に捏造され拡散。あろうことか2014年には当時の宮城県名取市市長が市の広報に掲載してしまうという、目も当てられない事態に発展したこともあった。 まさに歴史研究の基本のキである"記述を疑い原典にあたれ"だ。

      ちなみに、ホロコースト否定論者のアーヴィングは、実のところ、歴史学を専門に大学で訓練を受けたわけではない"著述家"である。裁判ではそうした特徴がスピーチでの発言など客観的事実によって追及されていくのだが、平然と差別を扇動しておきながら"私は差別主義者ではない。見解を述べているだけだ"などと言い訳する様は、既視感を覚えずにはいられない。をめぐる問題についても非常に示唆的なものがある。 本サイトでは折に触れて言及してきたが、2000年代以降の日本では、名誉毀損裁判の賠償が高額化し、政治家など権力者が批判を封じるためにメディア等を相手取って提訴する事案が増えている。

      本サイトはこうしたスラップめいた裁判に対して極めて否定的だ。

      彼女は、原作の回顧録のなかでこのように書いている。

      〈わたしはホロコースト否定者を告訴したいという人々から相談を受けたことが何度もある。アメリカには言論の自由を保障する憲法修正一条があって、訴訟を起こしても負けることが目に見えているからだ。

      ホロコーストの否定を違法とすることが法的に可能な国々の場合でさえ、わたしは訴訟を起こすことに反対してきた。法廷は歴史について問いかけを行うにふさわしい場所ではない、と私は信じてきた。否定者を黙らせたいなら、法律という鈍器で殴りつけるのではなく、理性を駆使して追いつめていくべきだ。

      〈インターネットのこの時代、誰もが自分の意見を述べる権利を持っていると主張するのは、一見したところ、民主的なことのように思われる。しかしながら、すべての意見に同等の価値があると主張するのは致命的な過ちだ。

      事実に裏打ちされた意見もあれば、そうでない意見もある。そして、事実の裏打ちがない意見ははるかに価値が低いと言っていい。〉 〈言論の自由には、故意に偽りを述べる自由が含まれているかもしれないが、同時に、その偽りを暴く自由も含まれている。

      抜かすヘイトスピーカーの理屈は、控えめに言っても"徹底批判"されねばならない。

      しかし、反対者たちは百田の言論を決して暴力で制したわけではない。自らのヘイトスピーチに反省の色ない百田と、言論を基盤する運動で闘ったのだ。

      「私たちは、何でも議論の余地があると習いました。

      を紹介することとは無関係であり、前者は後者によって担保されるものでは決してない、ということだろう。まるで歴史修正主義が事実と同じ地平にいるような誤った印象を与えかねない。またフライヤーには「ナチスによる大量虐殺は――真実か、虚構か。ホロコーストですらこのような悪しき両論併記をしてしまう。ある意味、日本の歴史認識をめぐる現状がよくあらわれているともいえる。ましてや南京虐殺や従軍慰安婦など自国の加害の歴史となると、触れただけで歴史修正主義者たちから一斉攻撃を受けるのが、現在の日本だ。

      政治権力と一体化した歴史修正主義は、過去だけでなく現在をも捻じ曲げる。

      百田尚樹の韓国ヘイト本がヒドい!「韓国は不潔」「朝鮮にハングルを広めたのは日本」など差別デマと歴史修正のオンパレード

      〉と煽っているが、ようするに、その手法は、韓国に謝るふりをしながら、結局はいつものように、日本の韓国侵略を美化し、韓国人を徹底的にバカにし、おぞましい民族差別的言辞を浴びせるというシロモノ。 たとえば、日本が韓国併合でこんなに貢献したと延々誇示しておいて、最後に〈それらは全部、日本人が頼まれもせずに勝手にやったことです。〉などと釈明ポーズをみせ、〈今、韓国人は世界で嘲笑され、馬鹿にされています。

      便所の落書きみたいな露骨な差別性に加えて、三流放送作家でもやらないようなサムすぎる手法。どれだけ悪質なミスリードを繰り返し、歴史を歪曲し、差別言説をまきちらしているかを、きちんと指摘しておかなければなるまい。これがまたに悪意丸出しのフレームアップで、"朝鮮は文明国の日本とは比べものにならない不潔で最悪の国"と印象づけようとしているのだ。

      から、〈城内ソウルを描写するのは勘弁していただきたいところである。また、1904~1905年に朝鮮を訪れたスウェーデン人ジャーナリストによるルポを根拠に、ひたすら"朝鮮の汚さ"を強調している。

      「道は狭く不潔で、家屋は低くて見栄えがしなかった。日本のように人目を引く商店や、古い寺などもない。四方から悪臭が漂い、戸外にはごみが積もり、長い毛をだらりと垂らした犬が集まってきては食べ物をあさっている。

      比較するように書いて、日本を持ち上げることも忘れない。なるネガティブな印象を持ってしまう人もいるかもしれない。 ●スウェーデン人ジャーナリストが見た日本支配下の朝鮮の実相 たとえば事実として、バードは〈大きいことによって醸し出される印象を別とすれば、東京の風景には人目をひくようなものはない。ある部分では日本の都市について辛辣な意見も述べているし、彼女の感じた朝鮮人の特性として、日本人らと比較してこうも記している。

      その理解の早さと明敏さは外国人教師の進んで認めるところで、外国語をたちまち習得してしまい、清国人や日本人より流暢に、またずっと優秀なアクセントで話す。 さらにグレブストに至ってはかなり朝鮮に共感していたようで、百田が引用した"釜山の第一印象"の文章の直後、彼が海辺の村落を抜けて市街地へ向かうと、そこは〈あらゆるものが典型的な日本〉だったとしたうえで、こう書いている。

      〈生活力の強い日本の種族の帝国主義根性は、朝鮮の滅亡をほとんど既成事実化してしまった。内心そんな目的を抱きながら日本は計画的にことを運んでいた。彼らが礎を築いているのは朝鮮の改革された未来のためではなく、自分たちのためなのだ。

      グレブストが韓国を訪れたのは大韓帝国時代の1904年末で、すでに第一次日韓協約も結ばれ、朝鮮は事実上の日本の占領状態に突入していた。その時代背景にあって、汽車を見に来た朝鮮人たちが煙に反応して騒ぎになったときの日本人の行動を、このように記述していることも見逃せない。 〈私はコンパートメントの窓からこの騒ぎを見つめていた。小人のように背の低い日本の役人らが朝鮮の子供らを情け容赦なくぞんざいに扱っている。

      彼らは日本人さえ見れば恐がって、三十六計逃げるにしかずとばかりに逃げていく。たちは鞭を握って、機会さえあればいつでもその味を見せつけた。まるで、そうすることが楽しいといわんばかりに...。対する批判的な記述を完全にネグっているのは間違いないだろう。よりも優れていた"などと印象付けるつもりは毛頭ない。

      ただ、百田の引用が極めて恣意的であるという事実を述べたまでだ。

      そして、このように他国、他民族のネガティブな部分だけをかきあつめるのが、ヘイト本の典型的印象操作のやり方であることは、もはや言うまでもない。なる小見出しのもと吹聴している"朝鮮人にハングルを広めたのは日本"なるデマである。総督府は実質的に文字を持たなかった民衆に、ハングルを教育し、普及させました。

      成立したものであることが今日確認されているからである。一本化するとともに、それまで必修科目だった朝鮮語を事実上外した。また1940年には東亜日報や朝鮮日報など朝鮮語新聞を廃刊に追いやっている。

      す〉などとは、まったくもってクラクラしてくるが、これだけでも百田本の悪質さは一目瞭然だろう。そこには、かつて朝鮮半島で朝鮮人がこぞって日本名を名乗ったのと同じ理由があるような気がしてなりません。
      歴史を歪曲したあげく、在日コリアン差別につなげるというコンビネーションをぶっているわけだ。

      この手のネトウヨ的ヘイトデマも、さすがにいい加減にしてもらいたいのだが、念のため言っておく。在日コリアンのなかに、いわゆる通名で生活している人たちがいるのは、お前らのような差別主義者がのさばっているからに他ならならない。 〈創氏改名は、朝鮮人が役所に届出をし、また裁判所の許可を申請するという形式をとった。それだけを見るなら、それぞれの朝鮮人の自発的意思にもとづくものということになる。だ、という理屈が大きな圧力となって朝鮮人にのしかかった。からの差別的な扱いによって半ば強制されたものとも言える。言いふらしているのは差別/被差別関係、あるいは支配/被支配関係を肯定していることに他ならない。百田がホラを吹いている『今こそ、韓国に謝ろう』が、正真正銘のヘイト本であることを実証してきた。他にも、同書から、挑発的かつ民族蔑視的なヘイト言説を列挙していけば、それこそキリがない。しかし韓国ほど露骨に、しかも何度も不正を繰り返す国はあまりありません。
      〉 〈私は長年、韓国の異常な内政干渉の理由を考えてきましたが、ある時、はっと気付いたことがあります。それは、彼らは他国の政治や文化に口を出しているつもりはないのではないかということです。

      ただ、一つだけ愚痴をこぼしておくと、百田センセイみたいなヘイトスピーカーが、あまたのデマをほざき、ネトウヨから喝采を浴びまくっているのと比較して、こうした妄言をしっかり検証する動きは、あまりにも鈍いと言わざるをえない。 たしかに、クソのようなネトウヨ言説をひとつ検証するだけでも、そのホラを吹く何十倍もの労力が必要となる。鼻で笑いたくなるトンデモばかりだからなおさらだ。

      しかし、その検証を怠った結果もたらされたのが、歴史修正主義や差別主義の蔓延する現在の状況ではないのか。ちろん本サイトは、今後も百田だけでなく、こうしたヘイトデマと徹底的に対峙していくつもりだが、新聞やテレビなどのマスコミもそろそろ本腰を入れてもらいたいと強く願う。

      鶴保庸介沖縄担当相が「土人」発言を擁護!「差別とは断定できない」「昔は差別語じゃなかった」

      暴言を吐いた問題で、鶴保庸介沖縄担当相が信じがたい発言をおこなった。 それは本日、開かれた参院内閣委員会でのこと。発言問題の見解を問われると、鶴保大臣がこう言い放ったのだ。

      人を罵る行為が差別に当たるかどうか判断できない。......まったく見識を疑わざるを得ない発言だが、さらに鶴保大臣は、不敵な態度でこうも述べた。 「過去に土人という言葉の経緯でありますとか、その言葉が出てきた歴史的経緯でありますとか、さまざまな考え方があります。また、現在、差別用語とされるようなものであったとしても、過去には流布しておったものも歴史的にはたくさんございます。

      鶴保大臣はもっともらしく語ったが、頓珍漢にも程がある。人に向かって投げつけることは差別行為だと現代社会では見なされている。

      言いながら、鶴保大臣こそそれをないがしろにする張本人ではないか。して国家公安委員長と警察庁長官に抗議する意見書案を可決している。

      それでも判断できないと、あろうことか沖縄の政策を所管する大臣が知らんぷりを決め込んでいるのである。警察は、個人の生命、身体及び財産の保護に任じ、犯罪の予防、鎮圧及び捜査、被疑者の逮捕、交通の取締その他公共の安全と秩序の維持に当ることをもつてその責務とする。警察の活動は、厳格に前項の責務の範囲に限られるべきものであつて、その責務の遂行に当つては、不偏不党且つ公平中正を旨とし、いやしくも日本国憲法の保障する個人の権利及び自由の干渉にわたる等その権限を濫用することがあつてはならない》 この原則が守られることなく市民への人権侵害と弾圧、暴力を厭わない沖縄の現状において、警察は戦前の国家暴力装置と変わりない。〉〈沖縄に派遣されて基地反対派に罵声を浴びせられながらも必死に国家秩序維持に頑張る警察官諸兄に大きなエールとなると確信します〉などと書き綴っている。

      しかも、同誌のバックナンバーを見てみると、執筆者や登場人物には百田尚樹や瀬戸弘幸、渡部昇一、西尾幹二、倉山満などといった極右、ヘイト言論人がずらり。こうしたヘイト雑誌さながらの同誌を、警察は図書係を通じて購読を斡旋しているのである。だからこそ、鶴保大臣は明確な差別問題であるにもかかわらず、何事もなかったかのような顔で黙認の姿勢をとるのだ。

      だが、どう考えてもこれは大臣として言語道断の態度であり、今回の鶴保大臣の発言は当然、大臣辞職に相当するものである。そして、この発言を安倍首相が許すことがあれば、それは戦前にまた一歩近づいたことを意味するだろう。
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      「日本会議はものすごい"後ろめたさ"を抱えている」先駆的研究者・上杉聰が語る日本会議の最大の問題とは?

      を皮切りに、今後も各社から"日本会議本"が登場する予定だ。

      する安倍政権下での改憲と、その下地作りである教科書採択運動について、強く警鐘を鳴らしている。

      「日本会議が進めている運動には、憲法改正と天皇『元首』化、歴史認識と教育、靖国神社や夫婦別姓反対、領土問題や安全保障など多数ありますが、彼らは課題ごとにそのつど運動の前面に立つ組織を結成します。だからみんな同一の人物がやっている素の顔になかなか気付かない。共同代表には、こっそりと日本会議会長の田久保忠衛、同名誉会長の三好達が名を連ねている。

      会場には日本会議国会議員懇談会に所属する政治家が多数詰めかけ、安倍晋三首相も改憲への意気込みをビデオメッセージで送ったが、一般の参加者に対しては後日、日本会議事務局から会員として勧誘する封筒が届けられる仕組みになっていた。

      しかし、こうした集会における"表の顔"は、櫻井よしこら文化人や保守論壇で活躍する大学教授などの知識人が担っている。

      「日本会議に集う文化人や財界人は、社会向けの権威付け、つまり広告塔にすぎません。
      ここにも日本会議が"宗教団体の連合体"であることをひた隠しにしたい強い意思が垣間見えます。実際には、日本会議の役員には神社本庁、霊友会、佛所護念会、崇教真光、念法真教、黒住教、倫理研究所、モラロジー研究所などの宗教団体幹部が数多く名を連ねています。

      こうした宗教団体は、私が日本会議周辺を調べ始めた18年前から信者を秘密のうちに大量に動員していましたよ。これらの諸団体や多面的な運動を統括するのが、事務総長の樺島有三ら生長の家の旧学生グループ、日本青年協議会です。彼らが事実上の日本会議の事務方ですが、普段は決して表にでてこない。日本会議の集会のロビーには宗教団体ごとの受付窓口があって、入手した役員名簿を見ると約4割が一目で宗教者とわかったからです。会場は1400名超の満員でしたが、その大半は宗教団体の組織動員によってもたらされたものと考えられます。そしてその翌日、同じ場所で『つくる会』のシンポジウムが行われた。前日の日本会議の集会に、小林よしのりが来るというので若者が新たに300人くらい加わった数でした。 「調べていくうちに、教科書以外の集会でも日本会議に所属する宗教団体が信者を組織動員していることがわかってきた。これは、教科書問題と隣接した教育基本法の改悪を目的とする組織です。その中心となって全体を統括していたのが生長の家出身者です。そしてやはり、民間教育臨調の"裏の事務局"は日本会議であり、集会の聴衆も関東の宗教団体を組織動員した形跡が見られました。

      日本会議が宗教右翼に支えられていると確信しました。

      さえ思われていた右傾化の動きが、匿名化した実働団体によって作り上げられていたことを暴露したのだ。

      先行研究がほとんどなく、情報の断片を集めてつなぎ合わせる作業は困難を極めたという。内部で日本会議がかなりの実権を掌握していたことが露呈。 「扶桑社から出されていた当時の『つくる会』教科書は、2005年の2度目の採択でわずか採択率0.4パーセントという惨敗に終わりました。

      そこで藤岡たちは、打開策としてより激しい攻撃的な運動、つまり教育委員会に恫喝をかけてでも採択を進めるべきというようなことまで主張した。しかし宮崎たち日本会議派は、右翼性を隠して静謐で中立的に装ったほうが教育委員会にも受け入れられやすいと考えた。現在、扶桑社の教科書部門を独立させた育鵬社から教科書を発行している。

      「育鵬社版教科書はその後、採択数を増やし、歴史、公民ともに2015年の採択では、その前の回の約1.5倍の大幅増を果たしました。

      育鵬社版教科書をめぐっては、最近、興味深い"事件"があった。など貴社の各種刊行物の普及拡販に協力してきた〉と明記していた。おそらく版元に対する一種の恫喝が目的だろうが、はからずも、日本会議が長年にわたって教科書運動の中心的役割を果たしてきたことを当事者が暴露した形だ。

      を謳った新しい教育基本法に基づいて道徳、国語、歴史教育をしっかりと受けた国民を増やしていく教育改革を進めていくとともに、これまで同様、草の根の国民運動の輪を広げていく地道な活動が必要です。〉 〈つまり内容で安易な妥協はしないけれども、多くの国民に支持されるような憲法改正案としなければならないわけです。名のもと、畑を耕し、改憲の種をまいてきたのである。そして、約20年という時間を経て、ついにいま、安倍政権下でその悲願が結実する一歩手前までたどり着いた。日本会議について語るときに、これを避けては通れない。彼らの改憲論理の中核は、育鵬社社会教科書にもあらわれている『押しつけ憲法論』です。

      しかし、いまの憲法が『日米合作』であることは誰がどう見てもあきらかです。黒字になっているのは、GHQ案をもとに日本政府が帝国議会へ提出した改正案。その上から赤字で修正している大半の部分が、当時の衆議院と貴族院によるものだ。

      前文にも9条にも、徹底して細かな修正を加えていることがわかる。 「この文書こそ『日本会議とは何か』における"命"のページと言ってもいい。日本会議も安倍首相も"違憲の疑いをかけられている自衛隊を、はっきり新憲法に明記しよう"と叫びます。しかしマッカーサーのスタッフたちが草案を作成する過程で、すでに自衛戦争の放棄を取り消し、日本側も現行の9条の2項に《前項の目的を達するため》といういわゆる芦田修正を施しました。

      だから、日本会議と安倍政権が仕掛ける世論誘導に騙されてはいけないし、護憲派はそうした改憲派の論拠を徹底してつぶしていくべき。 参院選で改憲勢力による3分の2の議席を獲得すれば、安倍首相は間違いなく任期中の改憲発議に打って出る。そして、その時が刻々と迫っている状況のなかで、私たちは日本会議の存在をどのように捉えればいいのだろうか。たしかに日本会議の動員力と地方まで張り巡らされたネットワーク力を見くびることは決してできません。
      その集団の構成員の大半は純朴な信者か一般市民であることも確かです。

      しかし、その中心には元生長の家グループという核がいます。

      ただ、彼らはせいぜい歴史的な立場での共通性を持っているにすぎません。
      だから『日本会議』と言った場合に、政治的な傾向は戦前回帰的なものに近いけれども、アベノミクスの是非を含む経済問題や、日米関係など国際問題はまた別の話です。また、現内閣の閣僚の約7割が日本会議の議連に属しているからといって、安倍政権の政策の70パーセントが日本会議に支えられているなんてこともあり得ません。
      たとえば、日本会議の議員連盟の会費は年間で、国会議員であっても1万円にすぎません。
      そうしたなかで、日本会議がどのように思おうが、万力のような強い国際関係や経済問題について安倍政権にできることとできないことがあります。すから、冷静な見方としては、日本会議はすべての分野で影響力を行使できるはずがない。彼らの実態は宗教団体でありながら、目的外の活動をやっているんです。 18年前から日本会議とその周辺を追ってきた上杉聰。研究を始めたころは孤立感さえ感じたというが、第二次安倍改造内閣の発足以降、朝日、東京、神奈川新聞など新聞メディアもその動向を積極的に報じるように変わった。そして、ジャーナリストや在野の研究者たちが次々と各媒体で論考を精力的に発表するようになり、インターネットでは急速に日本会議の名前が取り上げられるようになった。 この"日本会議ブーム"を一過性に終わらせてはならない。ひとつの見方に固執するのではなく、日本会議と安倍政権がいよいよ改憲の目前まで迫ってきているという事実を強く意識しながら、今後も継続的に様々な視点から連中を追及していく必要がある。
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考察。「西尾幹二」とは何か?

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GGRYみんなの意見

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  • ロリシカ共和国さん: @sousuibou 新右翼単体よりそれが自衛隊と結びつくことを警戒しているらしいね(当然だけど) 西尾幹二が、身の熱心なファンである新右翼運動家がそのせいで息子が自衛隊内で苦労している話を聞いたことを取り上げていた。 - 3 時間 2 分 19 秒前
  • さんまさん: 保守派というのは、みんな頭の悪い人間の集まりなんだな、と まあかく言う俺も安倍内閣は支持しなかったが、アベノミクスはもう少しマシな結果を残すのではないかと思っていたから人の事言えん 保守派の大重鎮・西尾幹二氏 安倍晋三首相に「国…
    > https://t.co/11h0ztecad

    - 3 時間 12 分 35 秒前
  • jb'sさん: RT @niigatamama: ③保身、臆病風、及び腰、裏切り……激しい言葉が並んだ痛烈な安倍批判を書いたのは、保守論客として知られる西尾幹二氏で、掲載されたのは産経新聞(8月18日付)である。 安倍首相を応援してきた保守派から批判が上がるなど、これまでなら考えられなかった。 - 4 時間 10 分 14 秒前
  • よしぱんさん: @sumerokiiyasaka @shoetsusato それ西尾幹二氏のGHQ焚書図書開封にありました。 戦前の日本人は白豪主義なども理解してましたね。 - 12 時間 52 分 38 秒前
  • 松平徳内さん: RT @ichigu_ichigu: 岡田俊之輔氏も下記の書で述べてゐるが、新保にせよ西尾幹二にせよ西部邁にせよ、正かなを遣ひたくない遣へないなら、売れないから、習得する気がないから、と正直に言ふか、沈黙するかすればよい。さうせず理屈ならぬ詭弁を述べ、馬脚を現してゐる。 htt… - 1 日と 28 分 23 秒前
  • 猫の泉さん: 「…明治・大正・昭和・戦後にまでいたる大阪近代文学史に従来にない豊富な未発掘資料と文献を駆使し、徹底した著者独自の照射をあてた第一級資料の研究書。 一方、著者は西尾幹二氏と共編で、若い頃に『日本人のニーチェ研究譜』(「ニーチェ全集別巻」)の業績も残している。」 - 1 日と 22 時間 45 分 24 秒前
  • Ken The Metalさん: RT @1kyusoujun: @ichigu_ichigu きつと、こんな事が、西尾氏と中川氏の間であつた。それで『撃論』といふ發表の場を得た中川氏が「「脱・原発」を叫ぶ“福島瑞穂のペット”西尾幹二」を書いた。カンカンに怒つた西尾氏が、中川氏を訴へ、『撃論』は廢刊になり、刊行… - 3 日と 15 分 52 秒前
  • コンスタンティノープルからの使者さん: RT @kumakoto711: 端的に言って年季入ったNTUYみたいな方なので... 歴史に関心はあって関連の蔵書は多いけど、歴史小説とか西尾幹二、渡部昇一とかの所謂保守系言論人(扱う時代・地域の専門家ではない)の本ばっかで、ウーン... - 3 日と 18 分 22 秒前

話題のトピック


Fatal error: Uncaught exception 'PDOException' with message 'SQLSTATE[42000]: Syntax error or access violation: 1064 You have an error in your SQL syntax; check the manual that corresponds to your MySQL server version for the right syntax to use near 's', 'RT @niigatamama: ③保身、臆病風、及び腰、裏切り……激し' at line 1' in /var/www/ggry.net/sql/twitter_pod5.php:823 Stack trace: #0 /var/www/ggry.net/sql/twitter_pod5.php(823): PDO->exec('INSERT IGNORE I...') #1 /var/www/ggry.net/news1/index.php(656): add_from_mem() #2 {main} thrown in /var/www/ggry.net/sql/twitter_pod5.php on line 823