なぜ「水爆実験」なのか?

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      最終的には朝鮮半島を影響下に?米朝中露首脳会談も?南北融和を後押しするロシアの思惑とは

      日米韓の枠組みを超え、新年になってから急速に北朝鮮と接近した韓国。して、北朝鮮の金正恩委員長との首脳会談の可能性についても言及した。その一方、朝鮮半島の非核化は決して譲歩できない基本的な立場であるとの厳しい姿勢も見せ、平昌冬季オリンピックの成功をきっかけに北朝鮮の核問題を平和的に解決しなければならないと強調した。この両国の思惑について、10日放送のAbemaTV『AbemaPrime』では、専門家に話を聞いた。『北朝鮮問題を解決するプーチン』というメッセージだ。

      ロシアのペスコフ大統領報道官は「南北の直接対話を歓迎する。我々はこのような対話のみが緊張を緩和させる唯一の手段であると信じている。

      そして、これこそがまさにロシアの指導部が必要だと述べているものなのだ。

      中村氏は「融和が進んだ背後に、実はプーチン大統領がいるのではないかというのが見えてくる。 「国際社会からの制裁を受けている経済を復興させるためにも、ウラジオストクまでで止まっている天然ガス田のパイプラインを北朝鮮経由で延ばし、韓国の釜山まで持っていきたいという思惑がある。北朝鮮にとってはパイプライン通過料が得られ、電力不足も解決する。天然ガスを100%輸入に依存している韓国もコスト削減が期待できる。"ロシアにとって朝鮮半島はトランポリンだ"という表現もある。

      しかし、北朝鮮側は韓国側から非核化を求められたことに強烈な不満を表明しており、南北融和の兆しの中に大きな課題が残されているのも事実だ。

      しかし中村氏によると、ロシアは日米韓の間に亀裂を生じさせ、最終的には北朝鮮の核を自ら管理する方向に持ち込む可能性もあると推測した。 一方、中国外務省の陸慷報道官も「今回の会談が現在の情勢下での朝韓双方の関係改善、和解と協力の推進、朝鮮半島情勢の緊張緩和の良いスタートとなることを期待する。 これについて拓殖大学の富坂聰教授は「緊張緩和という面で表面的に歓迎しているが、立場は静観。米朝の間に立って『非核化』を実現し世界に存在感を示したいというのが中国の思惑だったはず。「中東での影響力を増したロシアは、同じことをアジアでもしようとしている。

      ジャーナリストの福島香織氏は「中国の制裁のおかげで会談が実現したと世界が思ってくれるから、南北会談については歓迎している。

      しかし文大統領は「環境が整備されて見通しが立ったらいくらでも"首脳会談"に応じる用意がある。平昌で平和の水が流れることになれば、これを強固な制度として定着させる。した上で、「日本が外交的に孤立しないようにするためには、5月に予定されているプーチン大統領と安倍総理の会談できっちり説明を受けなければならないし、北朝鮮に対する日本の立場もしっかりと話をしなければならない。中露対立が起こった場合、中国の暴走を止めるためにも、逆にプーチン大統領を利用する場面が出てくるかもしれない。
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      【芸能コラム】サバイバルの時代が生んだ究極のゴジラ 『GODZILLA 怪獣惑星』

      1954年、水爆実験の恐怖の象徴として生まれたゴジラは、その後も時代を反映してさまざまな脅威のメタファーとしてスクリーンに登場してきた。現在公開中の『GODZILLA怪獣惑星』に登場するゴジラは、どんな存在なのか。 20世紀末に出現した多数の怪獣と、その怪獣たちをもしのぐ究極の存在“ゴジラ”との戦いに敗れ、わずかに生き残った人類は、宇宙船で地球を脱出する。新天地となる惑星の発見に失敗した人類は、地球への帰還を決断する。 本作におけるゴジラの脅威の度合いは、これまでの比ではない。何しろ、あらゆるものを駆逐する力で人類を地球外に追いやり、文字通り“地球の支配者”となっているのだ。

      過去のゴジラ映画で、これほど人類が追い込まれたことはなかった。他に行き場を失った人類は文字通り、生き残りを懸けてゴジラに挑むことになる。つまり、“サバイバルのための乗り越えるべき究極の壁”がゴジラなのだ。

      2017年の映画界を振り返ると、広い意味で“サバイバル”をモチーフにした作品が多数公開されたことに気付く。ジャンルや内容は多岐にわたるが、いずれも“生き抜くことの難しさ”を描いている点で共通している。

      生きることが困難な時代を反映した映画が、世界的に生まれているのだ。

      そう考えると、『GODZILLA怪獣惑星』が、今年生まれたのは、時代の必然だったようにも思えてくる。さらに言えば、異星人、パワードスーツ、2万年後の地球といったSF的設定を取り入れながらも、人類側から見た時代設定は今から数十年後の21世紀後半。これは、現在とこの先を生きるわれわれに向けたサバイバルの物語なのだ。

      ゴジラ映画初のアニメーションとなる本作は、3部作の第1章にあたり、18年5月に第2章『GODZILLA決戦機動増殖都市』が公開予定となっている。

      第2章、第3章がこの先、どのように人類とゴジラの戦いを描いていくのか。サバイバルの時代が生んだ『GODZILLA怪獣惑星』は、3部作の序章として今後の展開に十分な期待を抱かせてくれる。
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      吉永小百合、トランプへの批判発言に「福島は関係ないだろ」の大ブーイング

      を呈するも、それを受けてSNSなどで若い世代から大ブーイングを浴びている。

      吉永が米軍による広島や長崎での核の使用を非難するのは理解できる。54年にビキニ環礁で“死の灰”を浴びた第五福竜丸も米軍の水爆実験が原因であるからそれは分かる。

      しかし、福島での放射能漏れをトランプに抗議するのはまったくの筋違いであろう。あることの製造責任を問うているとしても、GEの技師が1975年に福島第一原発の欠陥を指摘していることを考えれば、それを隠蔽した東京電力をまず責めるべきだ。

      しかし、この作品の根底にあるのは極左思想で、当時の北朝鮮を楽園のように描き、在日朝鮮人の”北朝鮮帰国運動”を支援する結果になりました。

      北朝鮮を楽園だと信じて渡った9万人の人たちは、現地で最下層の身分差別を受け、過酷な食料環境に耐えながら今も暮らしている。

      左派で有名な脚本の今村昌平でさえ、生前『北朝鮮は天国だとデタラメを書いてしまった』と後悔していました。

      を訴えたいのなら今まさに進行形で核を使おうとしている北朝鮮について何も言及しないのか。反戦を叫ぶのも結構だが、いま我が国が直面する危機を忘れているのではないか。
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      第26回「朝ドラ復活の鍵――7つの大罪」(前編)

      連載『指南役のTVコンシェルジュ』今回は特別編。 好評を博した『ひよっこ』が終わり、この10月からNHKの朝ドラは『わろてんか』を絶賛放映中である。 思えば、前作の『ひよっこ』は、開始から2カ月ほどは視聴率が10%台と伸び悩んだが、6月に入ると時々20%を出すようになり、同月後半のビートルズ来日公演のエピソードを機に20%台に定着。以後右肩上がりで、終盤は自己最高値を更新し続けた。 もっとも、そうなることは、僕には序盤からある程度は見えていた。なぜなら、『ひよっこ』は、朝ドラならではの定番、王道とも言える、いわゆる黄金法則を満たしていたからだ。

      一見、ネガティブに見える7つの要素だけど、こと朝ドラにとってはプラスに作用するという意味合いである。そうではなく、物語の都合上、途中で夫が消されてしまうという意味合いだ。

      原因は、病気だったり、戦死だったり、はたまた謎の失踪だったり――。 だが、そうすることで物語が盛り上がるのは事実である。『ひよっこ』の場合、沢村一樹演ずる父親の失踪がこれに当たる。そのエピソードで有村架純演ずるヒロインみね子が上京して働かざるを得なくなり、ストーリーを大きく動かす原動力となったのは承知の通りである。 ■連ドラ冬の時代に一人勝ち それにしても、テレビ界を見渡せば、未だ民放の連ドラが苦戦を続ける中にあって、このNHK朝ドラのみ一人勝ちの状態にある。 実際、ここ数年、話題を集めたドラマで、NHK朝ドラが占める割合はかなり高い。情景が思い浮かぶのは、個々の作品がヒットした証しである。近年、ヒット曲が朝ドラの主題歌から生まれるケースも少なくない。いきものがかりの『ありがとう』をはじめ、椎名林檎の『カーネーション』、ゆずの『雨のち晴レルヤ』、中島みゆきの『麦の唄』、AKB48の『365日の紙飛行機』、宇多田ヒカルの『花束を君に』、そして桑田佳祐の『若い広場』――それは、かつて民放の連ドラから数々のヒット曲が生まれた90年代を彷彿させる。 ■V字回復した朝ドラ しかし――実は、こんな状況は一昔前には考えられなかったのだ。

      1970年代から80年代にかけて、朝ドラの視聴率が常に40%前後と、高い人気を誇った時代の話である。 それが90年代に入ると、民放の連ドラが黄金時代を迎えたのとは対照的に、朝ドラは失速し始めた。長い暗黒時代に入り、視聴率は30%台から20%台へ、そして21世紀に入ると10%台へと下降の一途。それに呼応して、朝ドラが世間の話題になる機会もめっきり減った。V字回復のキッカケは2010年の『ゲゲゲの女房』だった。呼ばれた朝ドラは、同ドラマで見事に復活したのである。 ■人気俳優も朝ドラから そんな次第で『ゲゲゲの女房』以降、朝ドラの視聴率はコンスタントに20%台を稼ぐようになった。呼ばれる民放ドラマの惨状を思えば、大健闘である。 そうなると――必然的に、役者の世界にも変化が現れる。即ち、朝ドラから人気俳優が輩出されるケースが増えたのだ。

      今や民放で活躍する俳優陣は、ほぼ朝ドラ出身者たちで占められていると言っても過言ではないほど。気がつけば、朝ドラは若手役者たちの登竜門になっているのだ。

      それを解く鍵は、ずばり“温故知新”である――。 ■すべてのヒットドラマはパクリである そう、温故知新。 いえいえ、これは冗談ではなく、極めてマジメな話です。実は、朝ドラに限らず、世に存在する全てのヒットドラマに共通する要素は、“パクリ”なんです。含めて社会現象とも言える人気を博したのは承知の通り。視聴率も初回の10.2%から最終回は20.8%と倍増した。何より全11回、一度も前の回から視聴率を落とさなかったのは驚きだ。

      近年、連ドラが不振と言われる中にあって、この大ヒットは異例である。偶然の同居から本物の恋愛に発展する珠玉のラブストーリーだった。おかげで、結婚の形が多様化しつつある21世紀にあって、極めて今っぽい話になった。それは、0から1を創る作業ではなく、1を2や3や5にブラッシュアップする作業。その意味において『逃げ恥』は100%、クリエイティブな作品と言って間違いない。そして“社会派コメディ”なる新たなるジャンルを開拓したのである。 ■『カリ城』はコラージュだった そう、クリエイティブの源泉はパクリである。う少し優しい表現だと、いわゆるオマージュである。 実際は、丸々1つの作品をパクる、オマージュするというよりは、世のヒット作の多くは、様々な作品からエッセンスを切り取り、それらをコラージュして1本の作品に仕上げることが多い。 かの作品、そもそも宮崎監督に仕事の依頼が来てから劇場公開まで、わずか半年しかなかった。これはオリジナルのアニメーション映画のスケジュールとしては前代未聞、ほとんど不可能な数字である。自身の今後のキャリアのためにも絶対に失敗したくない。そこで過去のエンタメ作品から様々なエッセンスを借用し、絶妙にコラージュすることで、この危機を乗り越えようと考えた。 ■『カリ城』のネタ元たち ちなみに、同映画にコラージュされた作品は以下の通りである。を参考にしたもの 〇その他――時計塔の内部メカニズム、本物を上回る精度の偽札、テレビ局員に扮しての敵のアジトへ潜入等々、テレビ版の第1シリーズに登場した数々のエピソードを流用 ――etc. いかがだろう。実際、同映画のポスターには、観客をワクワクさせる仕掛けが満載である。中世のお城、負傷したルパン、花嫁姿のお姫様、銀の指輪、敵は仮面男、頼りになる仲間たち、空中戦にカーチェイス、タイトルに突き刺さった短剣――これぞエンタテインメント、冒険活劇の王道である。 そう、エンタテインメントをヒットさせるために大事なことは、新しいストーリーを生み出すことではない。使い古された物語のパターンを、いかに現代風にアレンジするか、である。 要するに――映画『ルパン三世カリオストロの城』をはじめ、『天空の城ラピュタ』や『となりのトトロ』、『紅の豚』など、『もののけ姫』以前の宮崎駿監督作品が大衆娯楽作品として面白いのは、宮崎監督自身が古今東西のヒット作品を知り尽くしており、それらからヒットの要素を抽出して、絶妙にコラージュしたからである。言われるが、少し視野を広げて、エンタテインメント界全体を見渡してみると、同じストーリーものでありながら、映画界の大盛況という事実が見えてくる。昨年――2016年、日本の映画界は21世紀最高の興行収入を記録した。特に好調だったのは、売上の6割強を占める邦画である。老若男女問わず幅広く見られ、邦画歴代2位となる興行収入の偉業を達成した。初週わずか63館からスタートした『この世界の片隅に』は口コミで火がつき、じわじわと上映館数を300台へ拡大。 驚くべきことに、60分間のテレビドラマには耐性がないと思われた21世紀の現代人が、2時間の映画はちゃんと見てくれたのである。 ■2016年、映画界が復活した理由 テレビの民放連ドラが不振を極める一方で、空前の大ヒットを飛ばした2016年の映画界。――いえ、ここ数年、以前よりテレビ局が作る映画が減った分、むしろ映画のCMは減っている。

      ――いえ、前年の15年より若干増えたものの、一昨年よりは少なかった。かいつまんで言えば、それは“物語が面白くなる法則”である。 ■物語が面白くなる法則 そう――宣伝が多いとか、人気漫画が原作だとか、人気俳優が出るからなどの理由で映画がヒットしたのはもはや過去のこと。 今は、本当に面白い映画じゃないと人は見てくれない。かつての『ブレードランナー』や『ルパン三世カリオストロの城』みたいに、公開当時はさほど注目されず、後からテレビ放映やソフト化などで後追いヒットする――なんてことはない。 それは、SNSやネットの発達で、面白ければ口コミで瞬時に拡散されるからである。その意味では、むしろ作り手にとって作品が正当に評価される、いい時代になったと言える。 そして、ここからが大事なことだけど、面白い映画を作るには、それなりの方法論がある。『この世界の片隅に』も、ちゃんと“物語が面白くなる法則”に沿って作られたのだ。

      ■戦争が物語を作る そう、戦争が物語を作る――。 実は、古今東西、名作と呼ばれる映画はたいてい、戦争が物語の背景にあると思っていい。 ■抗えない時代の荒波 そう、戦争が物語を作る――それは、個々の人間の努力では到底抗えない“時代の荒波”によって物語が生まれる――という意味である。 例えば、恋愛劇なら、戦争によって男は戦場に赴き、男女の仲は一時的に裂かれる。終戦後、果たして男は生きて帰って来るのか、そこに物語が生まれる。しくは、戦争を直接描かなくても、戦後、華族や資産家が没落したり、女性が一人で生きていかねばならなかったりと、戦争をキッカケに様々な物語が生まれる。やイラク戦争など、絶え間なく“戦争”が繰り返されてきたという悲しい現実がある。 一方、戦後一貫して平和であり続けた日本は、次第に物語を生む土壌を枯渇させていったのだ。

      あの第五福竜丸が太平洋のビキニ環礁でアメリカの水爆実験で被ばくした年である。当時のゴジラは戦争の遺物、いわば核の脅威へのメタファーだった。戦争同様、個々の人間の努力では到底抗えない時代の荒波である。それは、戦後長きにわたり平和を謳歌してきた日本に訪れた、久しぶりの“脅威”であった。話だが、この映画が他と違うのは、そこに時間軸のズレを入れたこと。ここから先はネタバレになるが――東京に暮らす男子高校生の瀧と岐阜の田舎に暮らす女子高校生の三葉が度々入れ替わりを経験するうち、互いを意識するようになる。原因を求め、瀧は三葉の住む町に向かうが、その町は3年前に彗星が衝突して町ごと消滅したという衝撃の事実を知る。なんと、2人の生きた時代には3年もの“時差”があったのだ。

      物語はその後、奇跡が起きて、瀧は3年前の“最後の日”の三葉と入れ替わる。自分は、三葉とこの町の人達を助けるためにやってきたと――。 そう、彗星の衝突で町ごと消滅する描写は、まさに311の津波で町ごと流された悲劇のメタファーだった。 ■平凡が物語になるレトリック そして、『この世界の片隅に』はもっと分かりやすい。 だが、映画は終始、すずの平凡で何気ない日常を淡々と描く。たまたま生きた時代が戦争と重なった一人の女性が、一生懸命に普通の生活を営む、日常の描写が繰り返される。それだけに、観客はそんな日々の“平凡”の大切さにあらためて気づかされるというレトリックである。 ■抗えない時代の荒波 お分かりいただけただろうか。『この世界の片隅に』も――いずれも戦争や311をモチーフに物語が作られている。

      そんな“抗えない時代の荒波”の中を懸命に生き抜く人々の姿に、観客は強く惹かれたのである。”に沿って作られ、その結果、観客たちがリアルタイムで作品を評価してくれたからである。をもたらしたのが、まさに“戦争が物語を作る”だったのだ。

      ■すべては『ゲゲゲの女房』から始まった 時に、2010年3月29日――。 半世紀を超える朝ドラの歴史の中でも、この日ほど重要な日はないと言っても過言ではない。82作目の朝ドラ『ゲゲゲの女房』の初回放送日である。この数字、実は初回値としては、朝ドラ史上最低である。いや、誤解なきよう、何もそれは、ストレートに戦争を描けばいいという単純な話ではない。“戦争によって物語が生まれる”という意味である。現に、『ゲゲゲの女房』に戦争シーンは登場しない。だが――その逆境が、後に夫婦の二人三脚を生み、同ドラマはお茶の間の深い共感を呼んだのである。 オープニングで、いきものがかりの歌う『ありがとう』に乗せて、2人が自転車で並走する後ろ姿に勇気づけられた視聴者も多かっただろう。 朝ドラ史上最低の初回視聴率で船出した『ゲゲゲの女房』だが、徐々にお茶の間の評判を呼び、それと共に視聴率も上昇。 ここで、21世紀の朝ドラについて、『ゲゲゲの女房』以前と以降で、戦争もしくはそれに準ずる国家的大事件が背景にある作品の割合を比較したいと思う。 ――片や、戦争が描かれた『純情きらり』の1作品のみ。片や『てっぱん』、『純と愛』、『まれ』を除く12作品。それ以外の作品は全て、太平洋戦争が何かしら絡んでいる。

      そう、朝ドラV字回復の陰に、戦争もしくはそれに準ずる国家的大事件あり――。朝ドラのV字回復は、そんな運命に翻弄されるヒロインたちによって、もたらされたのである。 ■リアリティが肝だった『カーネーション』 近年の朝ドラV字回復の扉を開けたのが『ゲゲゲの女房』なら、その路線を磐石にしたのは、2011年後期の『カーネーション』だろう。脚本は以前、彼女とドラマ『火の魚』で組み、文化庁芸術祭大賞を受賞した渡辺あやである。を育て上げ、自らも洋裁店を営んだ小篠綾子がモデルである。糸子は戦争で夫を亡くすが、彼女はそれにめげず、戦後は商売を営みつつも女手一つで3人の娘を育て上げる。よく、この手のヒロインは現代目線で反戦キャラに描かれがちだが、同ドラマは違った。反戦でも好戦でもなく、糸子は戦時中、うまく立ち回って戦争をやり過ごしたのだ。

      そう、あの時代、庶民は戦争を論ずる前に、まず生きなければいけなかった。お茶の間は、そんな糸子の“リアリティ”に共感したのである。から生まれた 13年前期の『あまちゃん』は、朝ドラに新風をもたらしたエポックメーキングな作品だった。その後、アキは地元のアイドルとなり、東京の事務所からスカウトされて上京して活躍するも――東日本大震災を機に北三陸に戻り、復興に携わるという話である。それは日本人にとって、戦争と同じくらいの歴史的インパクトを持つ。 とはいえ、同ドラマはそんな壮絶な未来にはお構いなく、平凡で、何気ない、ほのぼのとした主人公アキの日常を明るく描く。だからこそ、お茶の間はそんな日々の“平凡”の大切さに、あらためて気づかされたのである。ヒロインの声優を務めた映画『この世界の片隅に』とよく似ている。

      片渕須直監督が同映画に彼女を起用したのは、2つの物語に共通点を見たからかもしれない。 ■21世紀の朝ドラ最高視聴率『あさが来た』 そして、15年後期の『あさが来た』である。 同ドラマは、朝ドラ初となる江戸時代のスタートだった。波瑠演ずる主人公の白岡あさは、明治から大正期に活躍した女性起業家のパイオニア、広岡浅子がモデルである。維新の混乱期に危機的状況に陥るが、あさの機転で乗り切る。そして、これを機に彼女は経営の才を発揮して、以後、炭坑や銀行の経営に乗り出す。持ち前の明るさで未来を切り開いた白岡あさのひたむきな姿に、お茶の間は共感したのである。 ■東京オリンピックに翻弄されるヒロイン そして、直近の朝ドラ『ひよっこ』である。物語は戦後日本の大きな転換点となった東京オリンピックの年に始まる。 有村架純演ずるヒロインみね子は、奥茨城で生まれ、高校まで地元で平穏に過ごす。

      しかし、オリンピックで変貌する東京の建築現場で働く、出稼ぎ中の父親のよもやの失踪で、彼女の人生は大きく変わる。急遽、高校を卒業して集団就職で上京、父に代わって仕送りの為にラジオ工場で働くことに。だが、その工場もオリンピック後の不景気に見舞われ、倒産。今度は赤坂の洋食屋に職を転じ、そこで一人の女優と出会い、彼女の導きで記憶喪失の父親と再会――。 ■朝ドラは一日にしてならず さて、前置きが長くなったが、ここからがいよいよ本題である。加えて、朝ドラならではの高視聴率を取る“黄金法則”の復活もあった。 それは、かつて1970年代から80年代にかけて、朝ドラ全盛期と呼ばれた時代の定番の法則だった。を頑なに守ることで、高い視聴率を維持したのである。

      しかし、その法則は簡単に生み出されたワケではない。そこから長い年月をかけ、試行錯誤を繰り返し、ようやくたどり着いたのである。たどり着いたのか、その歴史を振り返りたいと思う。そして、何ゆえそれが中世ヨーロッパのように一時は忘却の彼方へと追いやられ、20世紀末から21世紀にかけて朝ドラが長い暗黒時代に陥ったのか、その理由も。 さあ、めくるめく朝ドラの壮大な歴史の旅が始まる。
      関連キーワード - AbemaTV - トランプ大統領 - アニメ - 吉永小百合 - アニメ - 漫画 - 結婚 - 恋愛 - フジテレビ - アニメ - 声優 - TBS - ファッション - 漫画 - AKB48 - NHK - 視聴率 - 木村拓哉 - 有村架純 - 竹内涼真 - わろてんか - ひよっこ - 宮藤官九郎 - 葵わかな - 吉岡里帆 - ディーン・フジオカ -

考察。「水爆実験」とは何か?

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GGRYみんなの意見

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  • ポポアニアさん: 水爆実験と原発再稼働世界でどれほどの人たちが被ばくしているのだろうか。そしてどれほどの人たちが健康被害で苦しみ落命したのだろう。そして今…。
    > https://t.co/x56zZXT37x

    - 1 ヶ月 4 日と 10 時間 37 分 6 秒前
  • “情報„で“認識„変わる!“認識„で“行動„変わる!さん: RT @IWJ_ch1: 3.岩上「今年は『北朝鮮危機』が伝えられました。2月12日に『北極2号』が発射され、翌日は兄の金正男氏が暗殺。その後は大陸間弾道弾の発射実験も行われ、中には米国に届くものも。9月には水爆実験が行われました」。矢吹氏「水爆実験では中国でも地震が起き、大騒… - 1 ヶ月 4 日と 14 時間 33 分 34 秒前
  • yumiko tanakaさん: RT @hirunokosyokudo: 万物平等祭であるハロウィンに対しエグイくらいに勝ち組負け組が決まるクリスマス。バブルの残り香を知っている私のような中年はリア充水爆実験を計画したものです。 - 1 ヶ月 4 日と 15 時間 41 分 21 秒前
  • ヴィオロンさん: RT @maejimahideo: さいたま地区労が第五福竜丸展示館と築地市場見学バスツアーをやりました。ビキニ環礁の水爆実験で被爆した第五福竜丸を見ました。前から関心があったのですが、実物を見るのは初めて、木造の船は予想外に大きかった。説明もよく、絵本など二冊を購入。… - 1 ヶ月 4 日と 16 時間 37 分 23 秒前
  • ななこさん: @6eTbMNFw67pcaTp 金正恩の水爆実験いい感じ? - 1 ヶ月 4 日と 19 時間 17 分 2 秒前
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