なぜ「キングクリムゾン」なのか?

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      進撃のプログレアイドル「キスエク」セカンド・ワンマン観戦レポート

      プログレアイドルとは、文字通りプログレ、即ちプログレッシヴロックを専門的に歌い踊るアイドルのことである。かつてプログレとアイドルは容易に結びつけられる概念ではなかった。喩えて言うなら、ミシンと蝙蝠傘が解剖台で偶然邂逅するくらいの違和感があった。時代であり、ペンと林檎だろうが何だろうが、異質のもの同士を無理矢理くっつけることから新しい可能性が生み出される。キスエクもまた、そんな時代の落とし子というべき、プログレとアイドルをくっつけたキマイラなのだ。

      いわばアルマジロと戦車の合体した怪物が火山の噴火口から飛び出してきたような存在なのかもしれない。そして或る種の音楽通だったら、そんな怪物的な実験の行方に興味を持たずにはいられないのである。4名から成るキスエクが世の中に現れたのは2016年12月だった。よる高度な生演奏をバックに華やかなパフォーマンスを繰り広げる彼女たちを目の当たりにし、かなりの衝撃を受けていた。EXTREMEの略記だが、どこか伏字のようでもあり、成人向けX指定の如き淫靡な匂いも漂う。 小岩は、これまで筆者の人生において全く接点のなかった土地である。だから、それなりの覚悟をもってJR総武線の小岩駅を初めて降りた。

      しかし、まだ居酒屋の開店する時間でなかったようで、想像していた酔っ払いの怒号はどこからも聴こえてこなかった。筆者は予想外の“静寂の嵐”に包まれながら、キスエクへの強い再会願望だけを胸に、まるで冥府へと下るオルフェウスのような心持ちで、その神話の人物の名が冠された演奏会場を探し求めた。 現場には、今回のスチール撮影を担当するフォトグラファーが先に到着していた。二十代の若い女性の方で、アイドルのライブ撮影を得意としている。

      この日の被写体について説明をすると、プログレをご存じない。音楽の特長としては、曲が長い、壮大、複雑、変拍子、超絶テクニック、文学的……等々。現在は大衆に忌み嫌われ絶滅危惧種となり果てている、ということも。 オルフェウスの入り口前 いつしか開演時刻が迫り、収容人数250人ほどのオルフェウスは人でいっぱいだ。

      会場で見られるような五十~六十代がメインの高齢客層ではなく、中年か中年一歩手前が大多数という印象を受けた。一般的なプログレマニアよりも、アイドルマニアの勢力が上回っているということか。いうイベントを行なっており、ディスクユニオンも彼女らを強く推している。

      だからプログレマニアだって一定数は確実にここに存在しているはずだ。

      記されたTシャツを誇らしげに着ている客も混じっている。

      ちなみにキスエク会場で何故マグマなのかについては、この後にわかってくる。前回のワンマンにあったようなオープニングアクトは今回、特にない。をアレンジした旋律が流れる中、キスエクの4人がステージに登場する。哀しいミドルテンポに乗せて、少女の揺れうごく感情が歌われる。ここはまだ生バンドではなくカラオケだが、そのサウンドには70年代の匂いが立ち込めている。

      先ほどまでのムードが一気に吹き飛んで、場内からどっと笑いが起こった。続いて挨拶と各メンバーの自己紹介がテキパキと早口でまくしたてられる。前回のQuiとはまた違うバンドがライブ生演奏に起用されたのである。して披露されたのは、曲名がやたら長く、演奏がやたら短い珍ナンバー。かつてそこには無数の生命と幸福があり、緑と暖かさに満ちあふれていたが、今はすべて消え去ってしまい、残ったのは星ひとつない真っ暗な闇。そんな闇を切り裂くように流れた水色の流星、それはまるで僕たちの願いを叶えるかの様に思えて、君は頬を桃色に染め、僕はそっとその手を握った。様々な想いを胸に人々は過ちを繰り返し、時に笑い、時に唇を噛み締め、でもそうやって僕たちは成長して来たのだ。

      混沌を望む者は少ないだろうが、世の中と言うものは常に僕らをそこに吞み込んでしまおうとする。この短い間にも両者は互いに相見え、どちらがどちらを塗りつぶす訳でもなく、そうして時は過ぎ去っていった。だが少なくとも、僕はいつも君にとっての希望でありたい、とそう願った、真っ暗な夜。詩の朗読のような曲名紹介に3分間あまりが費やされるのに対して演奏は一瞬で終わる。そのような倒錯的な作品をつきつけられて聴衆は唖然とし、あとはやはり笑うしかなくなる。 ちなみに、その曲の文字数を数えたら386文字、音数は454音ある。ある意味、悪戯っ気のある曲といえるかもしれない。ばりの歌詞まで登場し、陽気なタテノリ展開となる。すると、待ってましたとばかりに会場もみるみるうちに王道的なアイドルコンサートの様相を呈する。やはりアイドルクラスタの皆さんには、こういうノリではしゃぎ騒ぐことこそがライブの醍醐味なのだ。

      別のバンド名までも連想させて事態がややこしや、となってしまう。ちなみに今回のライブでは生バンド付きのキスエク曲がすべて、コジマの特別に編曲した“この日限定ヴァージョン”で演奏されている。

      メロディをハッキリと浮かび上がらせるなど、アレンジ面での奔放さが増幅されていた。キスエクが歌い踊る背後では象の行進する映像も流れ、聴覚のみならず視覚にも一度では受け止めきれないほどサービスをふんだんに浴びせてくる。万華鏡の映像をバックに、ネガティブな感情を滲ませたフレーズを各メンバーが歌い繋いでゆく。なかでも一色の演歌のような小節唱法と小日向のビブラート唱法が、デーモニッシュな曲調にマッチする。目まぐるしく転換してゆくリズムに合わせて、四拍子だろうと三拍子だろうと手拍子を怠らないファン達の対応も頼もしい。これも新アレンジによって、より強調されたのかもしれない。ボッシュを背景にカオスを歌い上げるアイドルとは、なんという異様な光景であろうか。不思議な感動に震え慄いていると、それを引き裂くようにブギのリズムに乗せてオルガンの鋭利なソロが疾走を始める。己の体内に土俗的な祝祭の血潮がたぎってくるのが分かる。断片も割り込んでくるなどして、場内はいつしか闇鍋的なトランスが渦巻き始めた。なんて、唐突に自己言及的な歌詞がアイロニカルに挿入され、聴衆はふと我に返ったりもする。いった、思いもよらぬヒューマニスティックな連帯讃歌のフィナーレへと雪崩れ込んでゆくから驚きだ。

      思ったものの、聴衆は感極まった表情で隣人同士で肩を組み左右に横揺れしながら音楽と同期している。

      こうした状況の中でプログレファンとアイドルファンあるいはアニソンファンがジャンルの垣根を越えて繋がりあってゆけるのだとしたら、なんと素晴らしいことか。題されつつも、実態は超弩級のプログレ狂詩曲というべきこの問題作は、こうして大団円を迎える。ちなみにこの曲も作詞:イチノセサトミ、作曲:コジマミノリである。メンバーは、Bass:根岸和貴、Drum:仁科希世彦、Key:諸田英慈、Guitar:稲葉敬、Manipulator:細井聡司の5人。クラウト系のエレクトロニックなアヴァンギャルドさも感じられたが、これは的外れかもしれない。しかし正確かつ高度なテクニックを有し、どんなタイプのプログレ楽曲も軽々とこなす職人的演奏集団であることは、ここまでの演奏及びこの後の演奏を聴けば間違いなかった。を挟み込むなど、追加アレンジを加えるセンスもなかなかのものだった。したがって、原々曲の世界観をより拡げて見せた好演となった。ウィンウィ~ンというムーグ音が高らかに鳴り響く。少々異なり、5拍子、さらに色々と目まぐるしく変容してゆく。風の元気のいいアイドルポップスなのだと理解した。 続いてキングクリムゾンとジェネシスが溶け合ったような重厚サウンドで始まる「鬱。こういう曲ではやはり一色の小節唱法と小日向のビブラート唱法が前半強い印象を残す。この曲の中でも、途中からキスエクならでのアイドルポップへの急転換が起こり、楠や小嶋も含めた華やかでキュートなパフォーマンスによって会場は大盛り上がりとなるのだ。

      また、このナンバーの盛り上げに大いに貢献していたことは忘れてはならないだろう。勇壮なロックのビートに乗せて革命家たちの決意が歌われているように見える。そのシーンでは聖堂のマリア像がスクリーンに浮かび上がり、劇的ムードがハンパない。歌い手の背後にはいろいろな革命を描いた新旧の映画の断片が次々と現れる。を思わせるリズムに乗せて、明るく溌溂とした歌が進行してゆく。それが直接フランス革命に直結するものとして登場したのか、比喩ないし象徴として使われたのかが分からない。匹敵するようなドラマチックな革命関連プログレソングにもなりうるのではないか。これは何度聴いても鳥肌が立つ、傑出したナンバーだ。

      をつけたことで、キスエクの知名度は“その筋”で一気に高まった。挨拶が罷り通るのは、このマグマの難曲をカヴァーしているからにほかならない。途轍もなくせわしなさを伴うドライブ感のある音楽に、スリリングでありながら愛嬌のあるダンスを巧みに創造してみせた。 また、コジマの編曲とサイノーの生演奏がここにおいてもあまりにカッコイイ。強烈な“攻め”の姿勢がビンビン伝わってくるからである。そして何よりも、パフォーマンスを重ねてゆく毎にどんどん、この難曲を自家薬籠中の物としていくキスエクこそは超カッコイイと思う。さらに、この複雑な楽曲にも係らず、掛け声や手拍子など各種応援行為を絶妙のタイミングで入れてくるファンたちも見事である。あるがゆえにキスエク曲としては却って新鮮に映る面白さよ。 アンコールでは、Tシャツに着替えてきたキスエクが登場。第2話エンディングテーマ曲として高垣彩陽によって歌われた伝説のプログレアニソンである。どことなくマグマのような厳めしさを湛えたオープニングを経て、多様な曲調へと次々流転を続ける感動の狂詩曲。そして、これをキスエクがプログレアイドルとしてのプライドを賭けて見事に甦らせたのである。 終演後には物販開始前に楽屋を訪ね、キスエクの4人にライブの感想を語ってもらった。 楠芽瑠「二ヶ月の間にワンマンを二回もやることができたのはすごく嬉しかったです。しかも、同じ曲でもアレンジが違うと全然印象が違うんだなあって思いました。

      楠芽瑠 一色萌「サイノーさんは演奏技術が高いだけでなく、気さくで、リハの時も私たちに優しく接してくれました。

      おかげでとても楽しく本番を迎えることができました。

      一色萌 小日向まお「思っていたよりも多くのお客さんが来てくださり、色んな方々のお顔を拝見することもできました。

      小嶋りん さて、このライブが行われた4月15日から、あっという間に2カ月近くの時間が流れてしまった。その間にキスエクまわりで起こった出来事を記しておきたい。参戦していたが、残念ながら準決勝敗退となってしまった。また、メンバーの小日向まおが大学受験に伴い活動に制限が生じること、そして新メンバーを募ることが運営サイドから発表された。を招き、キスエク楽曲のインスパイア元や、5大プログレバンド、そして世界各国のプログレについてなど、プログレ談義で花を咲かそうという企画である。観客の質問も受け付けるそうなので、本記事で興味を覚えた方は参加されることをお奨めする。@新宿MARZをはじめとして、彼女らの快進撃は今後も止まることがなさそうだ。


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      言われまくるほど、今のアイドルにおける音楽性の多彩さはハンパありません。
      ジャンルでいえばパンクにファンクにニューウェーブ、シューゲイザーにヒップホップに演歌にサイケトランスなどなど、あらためてアイドルというジャンルの雑食性に感心させられます。 見た目はいたって普通のアイドルですが、その11分越えの代表曲『悪魔の子守唄』を聞けば、その怒涛の曲展開と緩急に驚かされます。セルフツッコミも入ったりと、楽曲だけでなくストーリーも縦横無尽の11分トリップ!薄暗いステージで見せるパフォーマンスはその楽曲の重厚さもあって、アンダーグラウンドなテント小屋演劇ぽさというか独特の空気を醸し出します。

      ただ、どのアイドルも持ち曲ではあるものの長いのもあってワンマンやごくたまにしかライブで演らないのに対し、キスエクは毎回『悪魔の子守歌』を演る。だからライブ時間は最低15分は必要、しかもそれでやるのは一曲が限界。 大嶋今までもプログレアイドルを作ろうと思った人はいたと思うんですよ、メタルアイドルもいるくらいなので。あと単純に曲を作れる人がいないというのもあったんですけど、自分の周りにはさいわい曲を作れる人もいたんで、いけるんじゃないかなと。 大嶋もっと高みを見たいんですけど、業界自体がやや下火気味なのもあって思うようにはいってないんですけど、いろんなものが噛み合えばいけるという確信はあります。 大嶋ちゃんとした音楽ファンに認知していただくってことですかね。

      って面白がってもらえるエンターテイメントになれば、かなり深いところにいけるんじゃないかなと思ってます。わたし子供の頃ハロプロに憧れてたんですけど、なれない時点で正統派は諦めたんです。さん好きになって、どっちかというとそっち系のアイドルがいいかなと思って、重点的に受けて決まったのがプログレアイドルで。わたし、それまで40くらいアイドルのオーディション受けてたんです。 --オーディション40回! 一色もともと父がハロプロ(ハロー!プロジェクトの略。 一色それから歌手のオーディションとかは受けてたんですけど、結果を残せないまま大学受験の時期になって、もうそっちの道は諦めたんです。それでたまたまでんぱ組.incのライブを渋谷のライブハウスで見たんですよ。そしたらライブも見れて、CD1枚買ったら全員と握手とか、あとオタクの人も普通のおにいさんおねえさんって感じでそんな人たちが熱狂してて。その時は落ちたんですけど、それから面接に行けば運営さんやアイドルさんに会えるって思ったんです。正直、そこまで受けるってもう何でもいい状態ですよね。

      キラキラしてないアイドルを見てきた上で、自分でもそれを体験したいと思ってつらい思いをしにきてるんです。 一色言ってないです!母には言わないと活動できないと思ったから言ったんですけど、父は出張が多くて家にいない事が多いのと、生活のリズムが朝昼真逆で一週間顔合わせないとか普通なんですよね。

      --お父さんは今もアイドルは見てるんですか。あと○○○○とか○○○○とかパフォーマンス重視です。 ◆ プログレ云々の話より、一色さんの身の上が濃すぎてそっちがメインになってしまいました。

      おっしゃっていただきましたが、載せた結果ネット経由でバレるのももったいない!と思い、自主規制させていただきました。

      これ読んだ方でお父さんのこと知っててもナイショでひとつ。
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  • ONIkillさん: キングクリムゾン!!/ - 19 時間 38 分 17 秒前
  • もっちもちさん: @Nepentei_ALATA たしかに!キングクリムゾンがありましたね!凄くカッコいいですよねぇ(*´∀`*)ノーマルローベンは育ててたのですが、キングクリムゾンは手にはいらなかったです(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω…
    > https://t.co/lKfhzg7FdH

    - 20 時間 34 分 17 秒前
  • ことりあ@ゆか狂さん: @piko_fox 能力のせいで実年齢に関係なく「常に若く扱われ続ける弊害を持つ」キャラだったりするのかなホルホル君?って思ったけど、攻撃の速さ的な時間認識を歪ませることで疑似キングクリムゾンみたいなこと出来るのか。だんだんスタンド染みてきたぞー - 21 時間 50 分 10 秒前

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