なぜ「マイコラス」なのか?

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      先の球界関係者によると、このコメントを聞いたさるベテラン選手は、 「調子の悪い菅野にサインを出すこともなく、バッテリーに任せっきり。加えて、マイコラスの癖に他球団が気づいたことが大きい。他球団のスタッフは『余裕で打てますよ』と豪語するほどです。 貧打、投壊と、若手選手にとっては逆に最大のチャンスにも見えるが、停滞する空気に足を引っ張られている状態だ。

      その額は他球団よりも多く、チャンスでバント失敗となると10万円近くも取られます。 好転の兆しが見えず、シーズン序盤から責任問題が噴出するとは、もはや末期症状だろう。実は原氏とはコーチとして入閣していた一次政権時代に決裂して犬猿の仲なんです。 さて、モチベーションが上がらない監督は、誰にすがればいいのか‥‥。

      「4番ファースト阿部」で見える巨人優勝のシナリオ

      単純だが奥深い真理を証明するため、この男は右に左に華麗なアーチを架けてゆく! 開幕から怒濤の連勝街道を突っ走った巨人。巨人V9戦士で野球評論家の黒江透修氏も、阿部の打撃を絶賛する。 「下半身がしっかりしているから、泳がされたような外角低目の球もスタンドに持っていく。 阿部自身も「キャンプでは、あまり好きではないウェイトをやった。インタビューで語っており、その結果が出たということだろう。2001年のプロデビューからマスクをかぶり、10年には44本塁打を記録。12年は打率.340、104打点の2タイトルを獲得し、本塁打も27本でバレンティンに4本差と準三冠王の成績で、MVPに選出された。チームも12年は交流戦、ペナント、クライマックスシリーズ、日本シリーズ、アジアシリーズを制し、完全優勝を達成。阿部の年俸もうなぎ上りで、14年は歴代日本人3位の6億円に達した。15年は5億1000万円、16年は3億2600万円、今季は2億6000万円と、3年で3億4000万円のダウンとなった「14年オフに、たび重なるケガを理由に、阿部は捕手から一塁にコンバート。

      しかし、15年は相川亮二のケガで、開幕直後の4月3日に捕手に復帰。 高橋由伸監督が就任した昨16年、再び阿部は捕手として登録されたものの、右肩痛で出遅れ、一軍合流は、開幕から実に51試合目の5月31日だった。小林はそこで阿部に、「なんでも全部教えてやるから。告げられ、マンツーマンで、みっちりと帝王学を叩き込まれている。

      その後、3月に行われたWBCでの小林の活躍は、ご存じの通り。全試合で先発マスクをかぶり、日本代表選手の中で、最も高い打率を残すという劇的な成長を見せた。野村克也監督の下で打撃コーチを務め、優勝請負人として知られる伊勢孝夫氏は、3月31日開幕戦の小林のリードを、こうたたえる。 「配球には2種類あって、投手の良いところを引き出すか、相手の弱点を突いていくか。どっちかな、と見ていたら、良いところを引き出していたよな。 小林の躍進は、一塁専念を決めた阿部の覚悟のたまものと言っていいだろう。って聞いたら“ろうそくも最後は派手に火が燃えるでしょ。 その言葉通り、開幕カードの中日3連戦で阿部は、打率.545、本塁打2本、打点8とド派手に大爆発してみせた。言葉を絞り出し、テレビ解説を務めた原辰徳前巨人監督も、「自然体で、いい構えをしている。

      ツイスト打法とは、打つ瞬間に腰を通常とは逆方向にひねり、体の開きを抑える打ち方だが、難易度が高く、使いこなせる選手はほとんどいないという。 そして、阿部の今季第2号は4月1日の第2戦、劇的な場面で生まれた。阿部のバットが一閃すると、打球はレフトスタンドに飛び込む逆転サヨナラ3ラン。「敗色濃厚な中、守護神から打ったサヨナラ弾の価値は計り知れない。己を過信することなく、淡々と答える姿には、まさに王者の風格があった。 中日との第3戦でも、他球団のスカウトをうならせる一打が飛び出した。チャンスを広げ、続くマギーのタイムリーを呼び込んだのだ。

      「あの場面で最も必要なのは一塁走者を三塁に進めること。まさに状況を把握し、阿部はいとも簡単に、狙った通りの打球を打ったわけです。 打棒だけでなく、リーダーとしての存在感も突出している阿部だが、07年から14年まで務めた主将は15年から坂本が受け継いだ。

      「坂本は昨季、自身初の首位打者を獲得し、黄金期を迎えつつある。主将としても“遠慮なく言うべきことは言う”と、自覚は十分。 主将は坂本、捕手は小林という後継者を得て、阿部のバットに磨きがかかった結果、巨人は抜群のスタートを切ることになった。マギーが打てば、ポジションを争う村田の眼の色も変わり、競争が生まれます。 20歳の岡本和真を開幕スタメンで起用し、不調ならすぐに代えるなど、高橋監督の采配にも思い切りと幅が生まれている。

      「ギャレット、クルーズも控え、ケガの陽岱鋼が戻れば、豊富すぎるコマがそろう。先発陣も菅野智之、マイコラス、内海哲也、吉川光夫、大竹寛、田口麗斗に、ケガで調整中の山口俊。 “4番ファースト阿部”で、歯車が噛み合った巨人。秋に優勝の美酒に酔いしれる中心には、慎之助の輝く笑顔があるはずだ。

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      らが母国の栄誉を背負って奮闘したのも目立った大会だった。 昔も今も、助っ人外国人といえばアメリカ出身の元メジャー選手が多いのは事実。

      しかし、現在はアメリカ以外にも様々な国の助っ人が来日している。

      開幕時に1軍に登録された選手に絞って、彼らの出身地を確認してみよう。 開幕1軍外国人選手39人のうち、断トツで多いのはやはり22人のアメリカ。以下は8人のドミニカ共和国、3人のキューバ、2人のメキシコ、2人のベネズエラと続く。 バレンティンの出身地であるオランダ領アンティルもカリブ海地域に位置するため、開幕1軍登録された外国人選手は全員北中米の出身ということになる。2軍調整中のため、アジア系の外国人選手が1軍に不在なのは寂しい限り。 WBCが徐々に世界的な盛り上がりを見せている現在、今後はもっと多種多様な地域の助っ人外国人が増えることが見込まれる。

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      しかしフタを開けてみれば、2年連続の開幕カード3連勝を達成。そういう意味ではお金にならないオープン戦ではなく、白星を本番にとっておいたのだろうか。 キャプテンの考えが浸透している……という冗談はさておき、今回は巨人が開幕を機に爆発した要因を探ってみたい。 ※野球の見方が変わるスマホマガジン『野球太郎Pocket』と『週刊野球太郎』でニュースやコラムが読み放題! ■一気に強化されたセンターライン 真っ先に挙げられる要因は侍ジャパンメンバーの帰還だろう。 菅野智之はWBC準決勝に登板したため、負担を考慮して開幕投手を回避することになったが、坂本と小林誠司はオープン戦の最終試合から出場するなどペナントレースへの意欲を見せた。 プロ野球界随一の遊撃手と、日本を代表するまでに成長した捕手がいるといないとではチーム状況が大きく変わるのは明白だ。

      などないところを見せ、見事に開幕戦の3打数2安打、1本塁打という結果につなげた。 小林も、中日打線を初戦から2点、2点、3点に抑える好リードを披露。チームの首脳陣から厳しいことを言われていたが、誰もが舌を巻くほどの急成長を遂げた。 V9時代の巨人しかり、森祇晶監督時代の西武しかり、黄金時代を築くチームには必ず名捕手が守備の要として存在していた。しかすると今季が由伸巨人の黄金期元年になるかもしれない。 ■ルーキーイヤーに磨かれた監督力 2つ目には、その高橋由伸監督の采配がズバリと的中していることが挙げられる。 また3試合目では、実戦で育てたい岡本に代えて亀井義行を打席に送る。すると亀井も2点タイムリー二塁打で期待に応えた。勝利を引き寄せ、岡本に刺激も与える一石二鳥の一打となった。他球団ならまだまだレギュラーで試合に出場できる選手だけに、彼らを代打で使える戦力の充実ぶりは恵まれている。



      しかし、勝負どころを見極めての起用、采配は監督の力量によるところが大きい。昨季、監督1年目で得た経験が、しっかりと生かされていることが伝わってくる代打攻勢だった。 ■開幕前の投壊はどこ吹く風 ここまでは打線の話になったが、中日打線を3試合で7点に封じた投手陣にも触れないわけにはいかない。 マイコラスが7回まで投げて、マシソンとカミネロで締めた開幕戦。大竹寛が6回途中まで投げて、森福允彦、マシソン、カミネロとリレーした3戦目。2点リードされて終盤に入った2戦目、先発の田口麗斗からバトンを受けた谷岡竜平、池田駿のルーキーコンビが、6回、7回、8回をゼロでしのいでみせた。 チームはその間に1点を返し流れを引き寄せると、9回表を山口鉄也が1安打を許しながらも粘りの投球で抑えたことで、阿部の逆転サヨナラ弾という結末を呼び込んだ。

      村田の代打的中もさることながら、その裏では投手陣がアッパレというほかない好投で支えている。

      投打の歯車がガッチリと噛み合い、強さを見せつけた巨人。早くもペナントレースの山場が訪れているのかもしれない。高橋由伸と上原浩治のライバル物語長野正義がレジェントに捧ぐ本塁打。

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